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橘花抄

, 葉室 麟


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橘花抄 - 内容(「BOOK」データベースより) どんなに困難でも、自分に悔いなき道を歩む。他に歩む道などないのだから―。両親を亡くし、黒田藩で権勢を振う立花重根に引き取られた卯乃。後添えにと望まれるが、父の自害への重根の関与を聞かされた卯乃は、懊悩のあまり失明してしまう。前藩主の没後、粛清が始まった。減封、閉門、配流。立花一族は従容として苦境を受け入れるが、追及は苛烈だった。藩主の命を受けて、重根と弟・峯均を密かに狙う隻腕の剣士・津田天馬。宮本武蔵の二天流と佐々木小次郎の巌流。倶に天を戴けぬ二流の対決の秋が迫る。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 葉室/麟 1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2004年『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。07年『銀漢の賦』で松本清張賞を受賞。09年『いのちなりけり』が直木賞候補、『秋月記』が山本周五郎賞・直木賞候補、10年『花や散るらん』が直木賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

橘花抄の表紙

de 葉室 麟

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